香芝市近隣にお住まいの犬の飼い主様へ|犬の関節炎は早期発見・早期治療が大切です
「最近、愛犬が階段を嫌がるようになった」「散歩の途中で座り込むことが増えた」「立ち上がるまで時間がかかるようになった」と感じていませんか。
犬の関節炎は、高齢犬だけではなく若い犬にも起こる病気です。初期症状は小さな変化のため、多くの飼い主様が「年齢のせいかな」と考えてしまい、受診が遅れるケースも少なくありません。
犬の関節炎は早い段階で治療を始めることで、痛みを軽減し、歩ける期間を長く保つことが期待できます。
奈良県香芝市近隣で犬の関節炎についてお悩みの飼い主様へ向けて、関節炎の原因、症状、診断方法、治療法、自宅でできるケア、予防方法まで詳しく解説します。
目次
犬の関節炎とはどのような病気?
犬の関節炎とは、関節の中で炎症が起こり、痛みや動きにくさが生じる病気です。
犬の関節には軟骨があり、骨同士が滑らかに動く役割があります。しかし、加齢や病気、けがなどによって軟骨が傷つくと炎症が起こり、関節炎へと進行します。
犬の関節炎は一度進行すると自然に元へ戻ることはありません。そのため、早期発見と継続的な治療が非常に重要です。
実際の診療でも、「歩けなくなってから初めて気付いた」という飼い主様は少なくありません。しかし、多くの場合は数か月前から小さなサインが現れています。
犬の関節炎の原因
犬の関節炎にはさまざまな原因があります。
加齢による関節炎
もっとも多い原因は加齢です。
7歳頃から関節の軟骨は少しずつすり減ります。
大型犬では6歳頃から症状が出ることもあります。
10歳以上になると約4割以上の犬で何らかの関節炎があるという報告もあります。
肥満による関節炎
犬の体重が1kg増えるだけでも関節への負担は大きくなります。
肥満は膝、股関節、肘、背骨へ常に負荷をかけ続けます。
ダイエットだけで歩き方が改善する犬も多くいます。
遺伝的な病気
次の犬種では関節炎になりやすい病気があります。
・ラブラドールレトリーバー
・ゴールデンレトリーバー
・柴犬
・フレンチブルドッグ
・コーギー
・ボーダーコリー
・ジャーマンシェパード など
股関節形成不全や肘関節形成不全が若齢から見つかることもあります。
けが
靭帯断裂や骨折を経験した犬は、将来的に関節炎を起こしやすくなります。
特に前十字靭帯断裂を経験した犬では数年後に変形性関節症へ進行するケースが多くあります。
激しい運動
急停止やジャンプを繰り返すスポーツ犬では関節への負担が蓄積します。
適度な運動は必要ですが、過度な運動は関節炎の原因になります。
犬の関節炎の症状🦴
犬の関節炎では少しずつ症状が進行します。
犬の関節炎の初期症状
犬の関節炎では次のような変化が見られます。
・朝だけ歩き方がおかしい
・立ち上がりに時間がかかる
・散歩へ行きたがらない
・階段を嫌がる
・ジャンプをしなくなる
・車への乗り降りを嫌がる
・散歩の距離が短くなる
犬は痛みを隠す動物です。
歩けているから安心とは言えません。
犬の関節炎が進行すると
関節炎が悪化すると次の症状が見られます。
・足を浮かせる
・びっこを引く
・筋肉が細くなる
・触ると怒る
・寝ている時間が増える
・食欲が落ちる
・散歩を拒否する
生活の質(QOL)が大きく低下します。
犬の関節炎の治療方法❤️🩹
犬の関節炎は痛みを減らし、進行を遅らせることが目的です。
消炎鎮痛剤による関節炎治療💉
もっとも一般的な治療です。
炎症を抑え、痛みを軽減します。
長期間使用する場合は定期的な血液検査を行うことを推奨する場合があります。
サプリメントによる関節炎ケア💊
グルコサミン
コンドロイチン
オメガ3脂肪酸
緑イ貝抽出物
犬によって効果は異なりますが、補助療法として役立つ場合があります。
リハビリテーション
筋肉を維持すると関節への負担を減らせます。
ストレッチ
バランス運動
水中トレッドミル
筋膜リリース
マッサージ
専門スタッフによるリハビリは生活の質の向上につながります。
当院では筋膜リリースを行なっています!
体重管理
体重を5〜10%減らすだけでも歩き方が改善する犬は多くいます。
適切な食事管理は関節炎治療の基本です。
犬の関節炎で自宅でできるケア🏠
病院での治療だけでは十分ではありません。
毎日の生活環境も大切です。
滑りにくい床へ変更する
フローリングは犬の関節へ大きな負担をかけます。
カーペットや滑り止めマットを敷くことをおすすめします。
適度な散歩を続ける🐕🐾
運動不足は筋肉を減らします。
毎日15〜30分程度の散歩を無理なく続けましょう。
痛みが強い日は休息も必要です。
温めるケア
寒い季節は筋肉が硬くなります。
温かいタオルで関節周囲を温めると動きやすくなる犬もいます。
段差を減らす
ソファやベッドへのジャンプは避けましょう。
スロープを設置すると安全です。
犬の関節炎を予防する方法
犬の関節炎は完全には防げませんが、リスクを減らすことは可能です。
適正体重を維持する
肥満予防は最大の予防法です。
毎月体重を測定しましょう。
子犬の頃から適切な運動を行う
激しいジャンプは控えます。
成長期は骨への負担を減らしましょう。
定期健康診断を受ける
7歳以上では半年に1回程度の健康診断がおすすめです。
歩き方の変化も一緒に確認できます。
関節に配慮した食事を選ぶ
シニア犬用フードには関節ケア成分が含まれているものがあります。
獣医師へ相談して選びましょう。
犬の関節炎でよくある質問
犬の関節炎は治りますか?
傷んだ軟骨は元には戻りません。
しかし、早期治療で痛みを減らし、快適な生活を長く続けることは十分可能です。
若い犬でも関節炎になりますか?
若齢犬でも股関節形成不全や肘関節形成不全、膝蓋骨脱臼などが原因で関節炎になることがあります。
犬の関節炎で散歩はやめた方がよいですか?
完全に散歩を中止すると筋肉が落ちます。
痛みの程度に合わせて適切な運動量を調整することが大切です。
サプリメントだけで犬の関節炎は改善しますか?
サプリメントだけで改善するケースは多くありません。
薬、体重管理、リハビリ、生活環境の改善を組み合わせることが重要です。
犬の関節炎は早めの受診が愛犬の未来を守ります
犬の関節炎は「年齢だから仕方ない」と思われがちですが、適切な治療を行うことで痛みを軽減し、快適な生活を長く続けられる病気です。
散歩を楽しめる時間が長く続くことは、犬にとっても飼い主様にとっても大きな幸せです。
当院では犬の関節炎に対して、身体検査や画像検査による丁寧な診断を行い、一頭一頭の年齢や生活環境に合わせた治療をご提案しています。また、内服治療だけでなく、体重管理や生活環境の見直し、リハビリテーション、筋膜リリースなども含めて総合的なサポートを行っています。
「歩き方が少し気になる」「最近動きがゆっくりになった」と感じた時点が受診のタイミングです!
香芝市をはじめ、大和高田市、広陵町、上牧町、王寺町、葛城市など近隣地域で犬の関節炎にお悩みの飼い主様は、お気軽に花咲く動物病院までご相談ください🌸早期発見・早期治療が、愛犬の健康寿命を延ばす大切な第一歩になります☺️


