フェレットの診療なら香芝市の花咲く動物病院へ

どんな症状が出るの？

空腹時に低血糖状態になりエネルギーが不足することから元気がない・朝なかなか起きてこない・ぼんやりしているなどの症状が見られます。
軽度の症状の場合、吐き気から涎の量が増える・口の周りを擦る、震えなど交感神経に関係する症状が出ます。重度になると痙攣や意識の消失といった中枢神経に関係する症状が見られます。
中高齢からの発生が多い病気のため、初期症状では加齢によるものと判断してしまうことも多く飼い主が気付かないうちに症状が進行してしまっていることもあります。早期発見が大切な病気ですので、定期的に健康診断を行い血液検査をしましょう。

どんな治療をするの？

腫瘍を摘出する外科治療と投薬による内科治療があります。再発が多い腫瘍のため1度の手術によって完治することは少ないですが、一時的に減薬・休薬できることもあることから投薬のみの治療より長生きできることが多く、生活の質を高めることが可能になります。手術が難しい場合は投薬治療のみを行います。投薬治療では、ステロイド剤やインスリン分泌抑制剤を投与して血糖値のコントロールを行います。症状の悪化に伴い薬の量が増えることから、副作用などフェレットの体に負担がかかってしまいます。症状の緩和を目的とした治療で完治するわけではありません。

予防はできる？

予防方法はありませんが、日頃の食事管理が大切です。炭水化物（糖類）の多い食事はインスリンの分泌を促進してしまうため、動物性タンパク質を十分含んだ食事を与えるようにしましょう。低血糖による痙攣発作を起こした場合はブドウ糖液など糖質の補給をあえてすることもありますが、低血糖にならないように普段から糖質を与えるとインスリン分泌が激しくなってしまうため避けましょう。

どんな症状が出るの？

最も特徴的な症状として全身あるいは腰部や尾部など部分的な脱毛が挙げられます。雄では性ホルモンによって前立腺が腫大し尿道を圧迫してしまうことによる排尿障害や尿道閉塞が起こることがあります。腫れた前立腺では一部に体液や血液が貯留したり（嚢胞）、感染症を起こして膿が貯留する（膿瘍）こともあります。尿道が閉塞し排尿できない状態が続くと、腎不全に陥り死亡することもあります。雌では外陰部の腫大が認められることもあります。その他にも皮膚の菲薄化や乳腺の腫大、痒み、筋肉の萎縮、造血障害など様々な症状が認められます。

どんな治療をするの？

副腎の摘出手術が最善の選択肢です。左右に1つずつある副腎のうちどちらにも発生する可能性があります。先述したインスリノーマを併発している場合は同時に手術を行うこともあります。高齢などの理由から手術を選択しない場合、酢酸リュープロレリン（リュープリン）というホルモン分泌を抑制する薬を投与する内科療法があります。ただし、症状を抑えるだけで副腎の腫大を抑えられる訳ではありません。

予防はできる？

中高齢で多く見られる病気であり、画像検査で副腎の状態を確認し腫大していないかを調べます。普段からフェレットの様子をよく観察し、特徴的な症状が出た場合は早めに受診しましょう。

どんな症状が出るの？

皮膚上に境界の分かりやすい数mm～1cm程度の出来物ができます。1個しかできない場合もあれば一度に数個見つかることもあります。痒みを生じることもあり、掻いて傷になりかさぶたができていることもあります。

どんな治療をするの？

腫瘍を切除する手術を行います。取った腫瘍は病理検査で良性か悪性か確認します。
掻き壊している場合、内服治療を同時に行うこともあります。

予防はできる？

確実な予防方法はありません。早期発見が大事になるため、普段から一緒に遊んだり、シャンプーやブラッシングなど時間をかけて触れ合う機会を作りましょう。

どんな症状が出るの？

皮膚上に境界の分かりやすい数mm～1cm程度の出来物ができます。1個しかできない場合もあれば一度に数個見つかることもあります。痒みを生じることもあり、掻いて傷になりかさぶたができていることもあります。

どんな治療をするの？

腫瘍を切除する手術を行います。取った腫瘍は病理検査で良性か悪性か確認します。
掻き壊している場合、内服治療を同時に行うこともあります。

予防はできる？

確実な予防方法はありません。早期発見が大事になるため、普段から一緒に遊んだり、シャンプーやブラッシングなど時間をかけて触れ合う機会を作りましょう。

どんな症状が出るの？

黒褐色の耳垢が溜まって異臭がしたり、寄生されると痒みを生じることから耳を掻いたり頭を振ったりします。耳を掻いて傷がつくと二次感染で炎症を起こしたり腫れるケースもあります。痒みによるストレスから食欲不振になってしまうこともあります。

どんな治療をするの？

駆虫薬の投与を行います。ダニの駆虫薬は、一般的に成虫にしか効果がないため成虫を駆除してもそれまでに産卵していたり、幼ダニがいた場合、後に成虫になってしまうことから複数回に分けて治療を行います。一緒に飼育している個体がいる場合は症状が出ていなくても同時に治療・予防しておきましょう。

予防はできる？

耳ダニが寄生している動物（犬・猫・他のフェレットなど）との接触によって感染します。直接動物同士が触れ合っていなくても、ベッドなどを通して移る可能性があるため、耳ダニが寄生している動物との接触は避けるようにしましょう。イベントなどに参加する場合は事前に予防しておくことも重要です。