予防診療


VACCINE
犬ジステンパー、犬伝染性肝炎、犬アデノウイルス2型感染症、犬パルボウイルス感染症、犬パラインフルエンザ、犬コロナウイルス感染症を防ぐためのワクチンです。
10種ワクチンには、上記の6種類に加えて「レプトスピラ」という病気を防ぐワクチンが含まれています。
レプトスピラには100種類以上の型がありますが、このワクチンではそのうち4種類を予防できます。
ネズミの尿で汚れた土や水を通して感染するため、田んぼの近くや川・山・キャンプなどに行くわんちゃんには接種をおすすめします。
狂犬病は人にも感染する恐ろしい病気で、致死率はほぼ100%です。
日本では1957年以降、犬での発生は確認されていませんが、東南アジアやロシアなどの近隣諸国ではまだ広く見られ、国内に入ってくる可能性もあります。
猫汎白血球減少症、猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症を防ぐためのワクチンです。
特に猫ウイルス性鼻気管炎や猫カリシウイルス感染症は「猫風邪」の原因となり、生後2~3か月頃の子猫によく見られます。
フィラリアは「犬糸状虫」と呼ばれる寄生虫で、犬の血液に寄生します。
感染した犬の血を蚊が吸うと、その蚊を通して別の犬に感染します。体内に入ったフィラリアは心臓や肺動脈に寄生し、初期には咳や運動時の疲れやすさが現れ、進行すると貧血や血尿などの症状が出て、最悪の場合は命に関わることもあります。
犬だけでなく、猫やフェレットも感染することがあります。血液検査によって感染の有無を確認できます。
フィラリアの予防には、おやつタイプや首元に付けるスポットタイプの薬を、月に1回使用するだけで効果があります。
蚊が出始めてから1か月後~蚊がいなくなってから1か月後までの期間に行うのが推奨されます。
チュアブルタイプ、錠剤タイプ、スポットタイプ、注射タイプなど、さまざまな種類の予防薬があります。それぞれ効果や持続期間が異なるため、愛犬や愛猫に合ったお薬をご提案いたします。
予防薬について疑問や不安がある方は、香芝市の花咲く動物病院までお気軽にご相談ください。
ノミは犬や猫の体に寄生して血を吸う小さな生き物です。
気温が13度を超える春から秋にかけて活発に動き、吸血されると犬や猫は体をかゆがったり、皮膚に赤い斑点ができることがあります。
健康被害
マダニは8本足を持つクモに似た生き物で、森や草むらに生息しています。
ノミと同じように犬や猫に寄生して血を吸い、貧血や皮膚炎を引き起こすことがあります。さらに人間にも感染し、ライム病や日本紅斑熱などの病気を発症することがあります。
特にSFTS(重症熱性血小板減少症候群)は近年報告された新しい感染症で、さまざまな症状が現れ、重症化すると命に関わることもあります。
健康被害
おやつタイプやスポットタイプの予防薬で、フィラリアと同じようにノミやマダニも予防できます。そのため、フィラリア・ノミ・マダニをまとめて予防できることが多いです。
チュアブルタイプ、錠剤タイプ、スポットタイプなど、さまざまな種類の予防薬をご用意しています。薬によって効果の範囲や持続期間が異なるため、愛犬や愛猫に合ったお薬をご提案します。
予防薬について不明な点や相談がある場合は、香芝市の花咲く動物病院までお気軽にご相談ください。