犬・猫の診療

このような症状がみられたら、
腫瘍科の病気の可能性があります。
犬の乳腺組織にできる腫瘍で、特にメスに多く発生します。早期の避妊手術でリスクを減らせることが知られています。小型犬では良性が多いものの、悪性のケースもあるため注意が必要です。
香芝市の花咲く動物病院では、必要な範囲での手術計画を立て、無理な広範囲切除は避けています。
犬に多くみられる皮膚腫瘍の一つで、形や硬さがさまざまです。転移すると食欲不振や元気消失を引き起こすことがあります。
治療は外科手術が第一選択ですが、十分なマージンが取れない場合には、術後に放射線療法や抗がん剤治療が必要になることもあります。
犬でよくみられる悪性腫瘍の一つで、全身のリンパ節が腫れる病気です。進行すると元気消失、食欲低下、体重減少(痩せてくる)などの症状が現れます。
治療は抗がん剤による化学療法が中心で、早期発見・早期治療が予後に大きく影響します。
猫の乳腺腫瘍は、その9割が悪性と言われています。肺などに転移し、治療が難しくなるケースも少なくありません。
直径2cm未満の早期に片側乳腺全摘出を行うことが、命を守る上で重要です。当院でもこれを一つの治療指針としています。
猫でもよくみられる腫瘍で、胸部や消化管などさまざまな部位に発生します。食欲不振、下痢、嘔吐、体重減少などが主な症状です。抗がん剤による治療が中心となり、進行度や体調に合わせた治療計画が必要です。

細胞診や画像検査などを通じて、腫瘍の種類と進行度をできる限り負担の少ない方法で評価します。
その情報をもとに、予後の見通しと治療プランをご提示いたします。

年齢や体調、生活環境に合わせて、根治を目指す治療か緩和を重視する治療かを判断し、ご家族と相談しながら治療方針を決定します。
治療の目標や経過を明確に説明し、一緒に治療を進めていきます。

香芝市の花咲く動物病院では、腫瘍科における外科手術にも対応しています。腫瘍の種類や場所に応じた外科処置を行い、術後も丁寧にケアを行います。
さらに、高度な専門治療(放射線療法や専門的外科など)が必要と判断される場合は、提携する専門病院と連携し、最適な治療へとつなげます。



必要に応じて以下の検査を組み合わせて実施します。
腫瘍が悪性の可能性がある場合には、転移の有無を確認するための検査もご提案いたします。
