香芝市にある花咲く動物病院のブログ

花咲く動物病院便り

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犬猫の口腔内トラブルについて🦷🪥

こんにちは、花咲く動物病院です🌼

まだまだ寒い日が続いていますが体調お変わりないですか?

今回のブログは犬猫の口腔内トラブルについてご紹介します😊


犬猫の口腔内トラブルをご心配される飼い主様へ|歯科グッズと最新歯科治療の重要性

犬や猫の歯科疾患は、動物病院でも非常に多く相談を受ける分野です。
歯周病や歯石、口臭は、口の中だけの問題ではありません。
歯周病菌が血流に乗ることで、心臓病や腎臓病のリスクが高まることも知られています。

結論として、歯科グッズによる予防と、動物病院での適切な歯科治療を組み合わせることが重要です。
さらに近年では、農林水産省で認可が下りているプラズマ治療「Pidi」という新しい選択肢も登場しています。


犬猫の歯科疾患と歯科グッズの関係

犬猫の歯科疾患で最も多い病気は歯周病です。
3歳以上の犬猫の約8割が歯周病を持っているといわれています。

歯周病の原因は歯垢と歯石です。
歯垢は食後24時間以内に形成されます。
歯垢が歯石に変わると、歯科グッズでは除去できません。

歯科グッズの役割は、
歯垢の段階で汚れを落とし、歯石になるのを防ぐことです。
歯科治療と歯科グッズは、役割が異なります。

 


犬猫の歯科グッズの種類と特徴

犬猫の歯科グッズには複数の種類があります。
それぞれの特徴を理解することが大切です。

犬猫用歯ブラシのメリットとデメリット

歯ブラシは歯科グッズの中で最も効果が高い方法です。
歯垢を直接落とせる点が大きなメリットです。

歯ブラシのメリットは、
歯周病予防効果が高いこと
歯肉の状態を毎日確認できること
歯石の再付着を抑えられることです。

一方でデメリットもあります。
犬猫が嫌がりやすい点があります。無理に行うと口の中を傷つけることがあります。
毎日継続しないと効果が出にくい点も注意が必要です。


犬猫用デンタルガム・おもちゃのメリットとデメリット

デンタルガムやおもちゃは補助的な歯科グッズです。

メリットは、
噛む行動である程度の歯垢が落ちること
楽しみながら歯科ケアができること
飼い主様の負担が少ないことです。

デメリットは、
歯周病予防効果が限定的なこと
歯周ポケットには効果が弱いこと
硬すぎる製品は歯が欠ける危険があることです。

歯磨きの代わりではなく、補助として使うことが重要です。


歯科グッズだけでは治らない犬猫の歯周病

歯科グッズは非常に重要です。
しかし、進行した歯周病は歯科グッズだけでは改善しません。

歯石が歯肉の下に入り込むと、
歯周ポケットで細菌が増殖します。
この状態では、動物病院での歯科治療が必要です。

歯科治療では、全身麻酔下で歯石除去を行います。
麻酔に不安を感じる飼い主様は少なくありません。

事前検査を行い、安全性を評価したうえで治療を行います。
治療後に食欲や元気が改善する犬猫も多く見られます。


農林水産省で認可されているプラズマ治療「Pidi」とは

Pidi

近年、犬猫の歯科治療で注目されているのが、
農林水産省で認可が下りているプラズマ治療「Pidi」です。

Pidiは、低温のプラズマを使った医療機器です。
細菌やウイルスに作用し、炎症を抑える効果が期待されています。

歯科分野では、
歯周病による歯肉の炎症
口腔内の細菌バランスの改善
歯科治療後のケア
といった目的で使用されます。

薬剤を使わない点も特徴です。
体への負担が少ない治療方法として注目されています。


犬猫の歯科治療におけるPidiのメリットと注意点

Pidi治療のメリットは、
歯肉の炎症をやさしく抑えること痛みや刺激が少ないこと

歯科治療後の回復をサポートできることです。

一方で注意点もあります。
Pidiは歯石を除去する治療ではありません。
歯石除去の代わりにはなりません。
あくまで歯科治療や歯科グッズと併用する治療です。

当院では、
歯石除去後の歯肉ケア
歯周病が進行している犬猫
高齢で治療負担を減らしたい症例
にPidiを活用しています。


歯科治療(スケーリング)・Pidi・歯科グッズを組み合わせる重要性

犬猫の歯科管理で重要なのは、組み合わせです。

動物病院での歯科治療(スケーリング)で歯石を除去します。
必要に応じてPidiで歯肉環境を整えます。
自宅では歯科グッズで再発を防ぎます。

この流れが、歯周病管理の理想形です。

実際に、
歯科治療とPidiを行い、歯科グッズを継続している犬猫は、
歯石の再付着や口臭の再発が明らかに少ない傾向があります。


最後に・・・

犬猫の歯科疾患は、早期対応が重要です。
歯科グッズによる予防と、適切な歯科治療が健康寿命を延ばします。

犬猫の口腔内トラブルを考える場合、
歯科治療だけでなく、
Pidiのような新しい治療選択肢
歯科グッズ指導まで行う動物病院を選ぶことが大切です。

当院では、
歯科治療
プラズマ治療「Pidi」←毎月2回体験会を実施しています
歯科グッズの使い方指導
を通して、犬猫の口の健康を総合的にサポートします。