こんにちは、花咲く動物病院です🌻
🌸わんちゃん・ねこちゃんの飼い主様へ🌸
犬猫の避妊・去勢手術で後悔しないために知っておきたいこと
「犬猫の避妊・去勢手術って本当に必要?」「自然のままが一番なのでは?」
犬猫を飼っている飼い主様から、こうしたご相談をよくいただきます。
避妊・去勢手術は、愛犬・愛猫の健康を守る大切な選択肢の一つです。
このブログでは、手術の目的、メリット・デメリット、適切な時期、実際の流れ、飼い主様の疑問への回答などを簡単にわかりやすくまとめました。
目次
犬猫の避妊・去勢手術とは?対象年齢や目的を正しく理解しよう
犬猫の避妊・去勢手術とは、将来的な妊娠・出産を防ぐために、生殖器を外科的に摘出する手術です。
メスの避妊手術の目的と特徴
メスの犬猫に対する避妊手術は、卵巣または卵巣と子宮の摘出を行います。
この手術には、単に妊娠を防ぐだけでなく、乳腺腫瘍や子宮蓄膿症などの命に関わる病気を予防するという明確な目的があります。
オスの去勢手術の目的と特徴
オスの犬猫に対する去勢手術は、精巣の摘出を行います。
去勢手術によって、精巣腫瘍や前立腺肥大、肛門周囲腺腫といった高齢期に増える病気の予防が可能です。
また、発情期のマーキング行動や攻撃性の低下にもつながることが多く、飼いやすさの向上にも関連します。
犬猫の避妊・去勢手術を受ける最適な時期はいつ?
避妊・去勢手術は「初回の発情前」に行うことが理想的です。以下の表は、当院でご案内している目安です。
種類 | 最適な時期(目安) | 理由 |
---|---|---|
子犬(小型犬) | 生後6~8か月 | 乳腺腫瘍の予防効果が高い |
子犬(大型犬) | 生後12か月 | 骨格の発育が完了してからが理想 |
子猫 | 生後5~6か月 | 発情・交尾行動の前に予防効果が最大に |
成犬・成猫 | 健康状態に応じて実施可能 | 高齢でも術前検査を行えば手術可能 |
犬種や猫種、体格、生活環境によって最適な時期は異なるため、獣医師と相談しながら決定することが重要です。
犬猫の避妊・去勢手術のメリットを徹底解説
避妊・去勢手術の最大のメリットは、犬猫の将来の病気を予防できることです。その他にもさまざまな利点があります。
病気の予防効果が高い
避妊・去勢手術によって以下のような疾患の発症リスクを大幅に下げることができます。
メス
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子宮蓄膿症:命に関わる化膿性疾患。手術で完全に予防可能。
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乳腺腫瘍:特に初回発情前の避妊で発症率が90%以上低下。
オス
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精巣腫瘍:高齢オス犬に多く見られる腫瘍。
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前立腺肥大:排尿障害や便秘の原因に。
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肛門周囲腺腫:特に未去勢の老齢犬に高頻度。
問題行動の抑制
犬猫の性ホルモンに関係した行動の一部が抑制され、飼いやすくなるケースが多いです。
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オス:マーキング、マウンティング、ケンカ、鳴き声の減少
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メス:発情時の鳴き声や徘徊、出血などのストレスがなくなる
地域社会への貢献
特に猫の場合、避妊・去勢手術は「不幸な命」を増やさないための社会的な役割も担っています。
野良猫の増加防止、地域猫問題の対策としても推奨されています。
犬猫の避妊・去勢手術のデメリットと注意点
もちろん、手術にはメリットだけでなく、デメリットや注意すべき点も存在します。正しく理解し、対策を講じることが重要です。
手術にともなう麻酔リスク
どのような手術でも、全身麻酔には一定のリスクがあります。
特に高齢や持病のある子は、術前検査や麻酔管理を徹底する必要があります。
当院では、術前に血液検査を行い、麻酔の安全性を最大限に確保しています。
太りやすくなる可能性
ホルモンバランスの変化により、術後に太りやすくなることがあります。
これを防ぐためには、食事のカロリー管理や運動習慣の見直しが不可欠です。
避妊・去勢後専用フードなどを活用することで、無理なく体重管理ができます。
性格の変化はある?
穏やかになる子もいれば、変化を感じない子もいます。
性格の「本質」が変わるというより、性ホルモンに関連した興奮状態が抑えられるイメージです。
犬猫の避妊・去勢手術の流れと術後のケア
初めて手術を受ける場合、どのような流れになるかを事前に知っておくと安心です。
手術の流れ
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カウンセリング・事前検査
飼い主様からのヒアリングと健康診断を行い、全身麻酔に問題がないかを確認します。 -
手術当日
麻酔下で手術を実施。処置時間は30〜60分程度です。日帰りまたは1泊入院が基本です。 -
術後管理
エリザベスカラーまたは術後服で傷口を保護し、数日間の内服薬を服用or抗生物質の注射をします。
抜糸は1週間〜10日後を目安としています。
術後の注意点
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傷口を舐めさせないよう注意する
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活発な運動やジャンプは1週間ほど控える
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食欲や排泄に異常がないか観察する
よくある質問(Q&A)|飼い主様の疑問にお答えします
Q. 避妊・去勢手術はかわいそうじゃないの?
A. 一時的な手術の負担はありますが、長い目で見ると病気の予防につながり、生活の質(QOL)も向上します。
Q. 子どもを産ませてから手術した方がいい?
A. 医学的には、出産経験の有無は関係ありません。特にメスは初回発情前の手術が乳腺腫瘍予防に最も効果的です。
Q. 高齢でも手術はできる?
A. 健康状態によりますが、術前検査をクリアすれば高齢でも実施可能です。
Q. 費用はどのくらいかかる?
A. 犬か猫、体重、性別によって異なりますが、当院では2万~5万円前後です。詳しくは当院へお問い合わせください。
香芝市近隣で犬猫の避妊・去勢手術をご検討の飼い主様へ
避妊・去勢手術は、「病気を予防し、将来の後悔を減らすための手段」です。なので、飼い主様にとっても動物たちにとっても大切なライフイベントの一つです。
・「手術が不安でなかなか決断できない」
・「タイミングがわからない」
・「どこに相談すればいいの?」
このようなお悩みをお持ちの飼い主様は、ぜひ奈良県香芝市の花咲く動物病院までご相談ください。
当院では、犬猫それぞれに合わせたベストなタイミングと方法で、安心・安全な避妊・去勢手術を提供しています。
初めての手術で不安を感じている方こそ、お気軽にご相談ください☺️
大切な家族の未来の健康を守る選択肢として、ぜひ一度避妊・去勢手術について考えてみてみませんか?
私たちスタッフ一同が、飼い主様と大切なご家族の健康を全力でサポートいたします🌸