🐾奈良県周辺にお住まいの飼い主様へ🐾
「うちの子、最近かゆがってばかり…」「赤くなって、毛も抜けてきた…」 犬猫の皮膚の痒みは、単なるかぶれや乾燥と思われがちですが、実は病気のサインであることが少なくありません。 奈良県周辺にお住まいの飼い主様に向けて、「犬猫の皮膚の痒み」の原因、検査法、治療、そして自宅でできるケアまでを簡単に解説いたします。 放置すると悪化するリスクも高いため、正しい知識で早めの対処を心がけましょう。
【目次】
- 犬猫の皮膚の痒みはどんな症状?
- 痒みの主な原因と代表的な病気
- 放置するとどうなる?痒みによる二次トラブル
- 痒みの原因を見極める検査とは?
- 動物病院での治療法(内服薬・外用薬・スキンケア)
- 自宅でできる予防とスキンケアのポイント
- よくあるQ&A「皮膚の痒み、こんなときどうする?」
- まとめ:早めの受診が、ペットのQOLを守るカギ
目次
犬猫の皮膚の痒みはどんな症状?
⚠️犬や猫が見せる「痒み」のサインは、単に掻く仕草だけにとどまりません。 以下のような行動や皮膚の状態が見られる場合、「皮膚の痒み」が疑われます。
- 前足や後ろ足で頻繁に掻く
- 地面や家具に体をこすりつける
- 毛をむしる、噛む
- 耳を強く掻く(外耳炎の初期症状であることも)
- 皮膚の赤み、湿疹、脱毛、フケの増加
これらの行動は、犬猫にとって強いストレスとなり、QOL(生活の質)を低下させる原因となります。
痒みの主な原因と代表的な病気
犬猫の「皮膚の痒み」には様々な原因があります。以下に代表的な4つをご紹介します。
①アレルギー性皮膚炎
「ノミアレルギー性皮膚炎」「環境アレルゲン(花粉・ダニ)」「食物アレルギー」などが原因で、春や秋に悪化しやすい傾向があります。
②外部寄生虫(ノミ・マダニ)
特に夏場に多く、室内飼いでも感染します。見えにくいため見落とされがちですが、皮膚炎や強い痒みを引き起こします。
③真菌・細菌感染
皮膚のバリア機能が落ちた高齢の犬猫に多く、膿皮症や癜風などの症状が見られます。
④乾燥・皮脂バランスの乱れ
冬の乾燥やシャンプーのしすぎでバリアが崩れ、痒みが出ることがあります。保湿ケアやオメガ3脂肪酸サプリで改善が見込めます。
放置するとどうなる?痒みによる二次トラブル
放置すると、かきむしった部位の毛が一部ごっそり抜け落ち、円形の脱毛が目立つようになります。再び毛が生え揃うまでには数週間から数ヶ月を要し、その間に新たな炎症を引き起こすリスクもあります。
傷口から細菌が入り込めば、膿皮症・湿疹・化膿性皮膚炎などに進行することも。見た目の違和感や色素沈着、苔癬化など後遺症が残るケースもあります。
犬猫にとってのストレスも深刻で、夜も眠れず舐め続けたりすることで、生活の質(QOL)も著しく損なわれます。
痒みの原因を見極める検査とは?
- 皮膚スクラッチ検査
- セロハンテープ検査
- 真菌培養・感受性試験
- アレルギー検査
- 皮膚スタンプ検査
原因を特定せずに自己判断で市販薬を使うと悪化するリスクがあるため、適切な検査が重要です。
動物病院🏥での治療法とお家🏠でできること
内服を使っての治療、外用薬を塗布しての治療、薬用シャンプーでの治療、低刺激スプレーやクリームなどの保湿ケア、アレルゲン除去や皮膚サポートなどの療法食の給餌などです。
🌸薬用シャンプーや保湿ケアの低刺激スプレーやクリーム、療法食などは当院で販売していますので、獣医師とご相談の上ご購入が可能です。気になる方はお気軽にご相談ください☺️
よくあるQ&A「皮膚の痒み、こんなときどうする?」
Q1:犬猫がしきりに体を舐めていますが、病院に行くべきですか? A:はい。早期受診をおすすめします。
Q2:市販の薬用シャンプーを使っても良いですか? A:慎重に判断する必要があります。必ず獣医師に相談しましょう。
Q3:完全室内飼いの猫でもノミに感染することはありますか? A:はい、十分にあり得ます。予防が重要です。
Q4:アレルギー検査って高額ではないですか? A:費用はかかりますが、原因の特定で再発防止につながり、結果的にコスト削減になる場合もあります。
まとめ:皮膚の痒みはお早めにご相談を!
犬猫の皮膚の痒みは、「ただの乾燥」と放置してしまうと、重症化する恐れがあります。 かきむしりや舐め壊しが続けば、皮膚感染・脱毛・色素沈着など深刻なトラブルにつながります。
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