こんにちは!

花咲く動物病院受付スタッフです☺️

いよいよ今日で2016年も最後ですね!

みなさんお忙しくされていることと思います。

わたしは今頃年賀状を作っています…毎年こんなギリギリです💦(笑)

 

今日はうちのピグミーマウスの飼育環境について書きたいと思います。

ピグミーマウス

(500円玉サイズの小さなネズミです。

 アフリカチビネズミとか、アフリカンドワーフマウスとか、アフリカコビトネズミ等、色々呼び名があります)

 

 

まだまだな飼い方ではあると思いますが…この小さなねずみに興味をお持ちの方は、お付き合いください(^_^)

 

飼育ケース

プラケやガラス水槽です。

びっくりしたときは結構な高さでジャンプするので(30cmくらいは飛ぶかも)、ふたは必須。

また、飛んだときふたに頭をぶつけないよう、深めのケースがいいと思います。

動きが素早いので、掃除する際に移す用の予備のプラケがあるといいです。

手でつかまえたりすると指の隙間からするっと逃げ出します💦

ものすごく素早いので、一度ケース外へ脱走してしまうと二度と捕獲できないことを覚悟したほうがいいです😢

 

床材

掃除と管理のしやすさを考えてキッチンペーパーでしたが、冬は保温性があったほうがいいのかな?と思い、ハムスター用の天然モミ材フレークの床材を使ってます。

暖かくなったらまたキッチンペーパーに戻す予定です。

 

ごはん

 

インコミックス…小鳥用の混合シードです。今のところ主食ですが、栄養を考え、後述するペレットに切り替え中。

小動物用ゼリー…水分補給用。小さすぎてボールつきの給水器では水が飲めないので、ゼリーを与えています。

グートエッセン…昆虫食サポートフードです。昆虫や小エビ、アリのサナギ等をハチミツで熟成させてあります。ほんの少しだけトッピング的に与えています。

 

基本的にハムスターのものは大きすぎたり硬すぎたりして食べられないみたいです。

ひまわりの種子もそのままだと殻を割れないらしく、完全スルーです(笑)

(ひまわりの種子は高脂肪高炭水化物のため、健康を考えればあまり与えるべきものではありません………が、授乳中のママに限り、殻を割って中身だけ、たま〜にあげてます。

 育児は大変に違いない!労いたい!……というわたしの独断です💦)

 

混合シードだけだと好きなものばかり食べて栄養が偏るので、

ペレットを食べてほしいなと思ってたんだけど、全然食べなくて悩んでました。

美味しくないのか、硬すぎるのか、単純に食べたことがないから慣れていないのか……?😔

と思ってたら、これなら食べてくれました!✨

harrison ハイ・ポテンシーマッシュ

ハイポテンシー マッシュ[粉状]

鳥さん用ペレットの粉末タイプです。

おいしそうな匂いがします😋

ペレットに慣れていない子も、粉末タイプなら種子にふりかけることもできるので、良いかもしれません。

オーガニック100%で、保存料、添加物、着色料など一切不使用の高品質ペレットです。

当院にも置いてますので、気になる方はお気軽に獣医師・スタッフまで!

 

巣箱

床のあるハウスは、ふわふわした床材を用いる場合、ハウス下に潜って敷きになる事故が起きることがあります。

なので、できるだけ底がないものが良いと思います。

あんまり広いと安心できないみたいです。

うちは子供用のおもちゃを使ってます…

なんでも活用できるものですね!(笑)

ハウス

トミカのテント型の車庫?みたいなやつです(笑)

プラ製で軽く、底がないので掃除するときはがばっと上から外すだけ…便利です。

ハウス2

裏面はこんな。

入り口が広いのでどうかな?と思いましたが、上手にチップを盛り上げて巣作りをしています。

ティッシュの箱などでテント型のハウスを自作して、使い捨てにしてもいいと思いますし、

ネットで見かけましたが、タッパーの上蓋を半分切って、床材に埋め込んで入り口だけ出しておく、みたいな洞穴形式も暮らしやすそう…

 

餌皿

これも上記の通り、ふわふわした床材を使う場合は下に潜り込んで下敷きになる事故が起きる可能性があります。

(実際にありました…気づくのがもう少し遅れていたら危なかったと思います。)

事故防止には軽いものがいいかと思います。

うちは小鳥タンク(小鳥用の置き型給水タンク)の受け皿部分を外して使っています。

また、事故が起きてからは、床材の上にふんわりと置かず、

床材を掘って、プラケや水槽の床にしっかり着けるようにして置いてます!

 

給水ボトル

ハムスター用のボールタイプは重くて飲めないとのことで、スドーのボールなしタイプを使っていますが

ドリンクボトルミニ

(針金を通す穴がついているので、針金さえ用意すればプラケや水槽でも使えます)

前述のゼリーだけで十分みたいです。

 

 

保温器具

寒さには弱いので、冬場は保温が必要です。

うちは、前の記事「冬支度を始めよう!!」でも書いたとおり、

室内でビニール製の温室を組み立ててそこに飼育ケースを入れています。

(飼育ケースが増えたので2段に増設しました)

飼育水槽の網蓋(爬虫類・両生類用ハープネット)に暖突というパネルヒーターを取り付けています。

暖突

プラケでも穴を開ければ取り付けられます。

 

暖突はサーモスタットにつないでます。

温室内は温度は27℃、湿度は40%くらいです。

 

 

いろいろ書きましたがまだまだわかっていない部分も多いネズミさんらしく、飼い方模索中です!

基本的に本当に潜るのが好きで、いろんなところに潜りたがります。

小さくて下敷きになりやすいので、飼育ケース内に重さのあるものは入れないほうがいいと思います。

 

 

そうそう、先日また赤ちゃんが生まれました🍼

今度は3匹です。

うちにきてからトータルで9匹生まれています。

 

本当に小さくて、動きがとてもかわいくて、見ているだけで癒されるちいさなねずみたちです。

赤ちゃんは更に顔つきが愛らしいです。

 

 

寿命は1〜2年と言われています。

途絶えるのも寂しいので、細々と代をつないでいけたら理想的なのですが、増えすぎると大変だし、調節が難しそうです。

ピグミーマウス仲間さんがおられたら、ぜひ声をかけてください🎶(^_^)/

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございます🙇

来年もどうぞよろしくお願いします!