先日バベシア症疑いで来院されたワンちゃんに緊急輸血の必要があり、

血液提供犬として、院長の愛犬・癒し系シェルティのルナが出動しました。

 

ルナ

ルナ、がんばりました💪

 

 

バベシア症について…

 

マダニによって媒介されるバベシアという原虫によって引き起こされる感染症です。

マダニが吸血するとき、原虫が血管内に注入され、赤血球を破壊しながら成長していくため、短期間で重篤な貧血を引き起こします。

ほかに、高熱、元気・食欲の喪失、血尿などの症状があり、幼犬や高齢犬の場合、死に至る場合も少なくありません。

 

 

原因となるマダニについて…

 

このあたりの地域にはマダニが多いという報告があるため、とくに当院の患者さんには気をつけていただきたいです。

 

マダニは公園や河川敷、田んぼのあぜ道、山の中などに潜んでいます。

アウトドアレジャーのときだけではなく、普段のお散歩でも曝露される機会があります。

 

当院にも、開院以来、マダニをつけたワンちゃんがたびたびご来院されています。

吸血前は小さく、特に被毛の長い子の場合、飼い主さんでもなかなか気付けないことが多いのですが、バベシア症は吸血開始後2日以上経過すると感染が成立する可能性があります。

 

ブラッシングすることでマダニを発見できることがありますので、お散歩後の習慣にしていただけるとよいかと思います😊

垂れ耳のワンちゃんは耳の内側もめくってチェックしてみてくださいね🔎

 

マダニ

吸血前と吸血後でこんなに大きさが変わります!(右端は幼ダニです)

 

もしマダニを発見したら…

 

吸血前のマダニを発見したら、素手で取ったり、つぶしたりすることは絶対に避けてください。(マダニ媒介性感染症予防のため)

ピンセットか粘着テープなどで取り除き、テープ等で密封して捨ててください。

すでに皮膚に咬着していた場合は、刺された当日なら先の細いピンセットなどで除去できる場合もありますが、口の部分が皮膚に残ってしまった場合、そこが膿んできたりしますので、ご来院いただければ除去いたします。

 

予防について…

 

マダニ予防はスポットオンのものや、フィラリア症と一緒に予防できるおやつタイプのお薬などがあり、体質や目的にあわせてお選びいだだけます。

詳細はお気軽にご相談ください📲