こんにちは花咲く動物病院です🌹

 

以前紹介したメガバクテリア症は45日の投薬で治療できましたが、今回は突然ご飯を食べなくなった鳥さんのお話です。

 

 

 

 

 

 

今回の体験者は3歳9ヶ月のオカメインコさんです🐥

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毎日顔を見るとお歌を歌って私の姿が見えなくなると「呼び鳴き」といって、オカメインコさん特有の大きい声を出す寂しがりやさんです😝

 

 

 

この子は普段から食が細く、少しやせっぽっちさんでした。

定期的に測っている体重をいつも通り測ってみると!!!

いつもより10gも少なくなっていたんです😳

鳥さんの10gなんて人間に例えたらわかると思いますが、病的です!

 

 

※ここで普段から体重を測って、元気な時の体重を知っておくことの大切さがわかると思います。

 

 

 

 

 

全くご飯を食べず、そのまま病院へ連れて行きました。

原因はわかりませんが、人間に依存する鳥さん(特にオカメインコさん)はふとした拍子にご飯を食べることをやめてしまうことがあるそうです。

 

 

 

特にうちのこの場合全く食べる様子もなくどんどんその日のうちに弱っていくのが目に見えて分かるほどでした。

3時間おきに強制的に胃にご飯を入れてあげても吐いてしまうので、注射で吐き気止めや抗生剤を打ったりお薬を飲ませたりと、なかなか回復のない日々のスタートでした。

 

 

毎日入院してご飯を食べさせ、注射を打ち少しでも回復することを願って毎日必死に願っていました。

 

 

 

 

※入院される動物さんのご家族の皆さまもいつも心配でならないことかと思います。

当院では診察時間内の面会を行っていますので会いに来てあげてください、飼い主さまのお顔を見ると不安が軽減されて回復力にもつながるといわれています。

入院している動物さんたちは、飼い主さまが寄り添ってくださることが一番安心するとおもいます。

 

 

 

 

このオカメインコさんは本当に長い日々を病院で過ごしました。

入院生活が2ヶ月を迎えそうになったある日に、やっと!ほんの少しご飯を食べるようになってきました😍

でもまだまだ見た目は今にでも虹の橋を渡りそうな危ない状況で、少しずつ少しずつ回復し、長い入院生活を終えることができました✨